NISA口座を知る

NISAとは、ニーサと読み 少額投資非課税制度という制度の事です。

NISAは、金額や期間などの条件がありますが、少額の資金で投資して稼いだお金に関して税金がかからないという制度なんですね。

基本 投資で稼いだら税金を支払う義務がありますが、NISAの条件内で税金を支払わなくてもいいって事です。


では、簡単にNISAの条件について説明します。

NISAを利用できるのは、日本国内に住んでいる20歳以上の個人で1人1口座。一度 口座を開設すると4年はNISA口座を開設した金融機関を変更できません。

投資できる金融商品は、上場株式・公募株式投信・ETF(上場投資信託)・REIT(不動産投資信託)などになります。

非課税投資額は、最高1年間100万円で5年間あり最大500万円まで可能で、非課税の期間は、5年間になり一度使った非課税枠の再利用は出来ません。


ちょっと解りにくいですが、1年目に非課税枠で投資した物に対して 5年後までの利益については非課税って事です。それが5年間あるって事ですね。

さらに 非課税枠を使って購入した金融商品をすぐに売ってしまっても それで非課税枠を使った事になり、その後に購入した金融商品は、非課税にはならないという事です。

解っていただけたでしょうか?


そして NISA口座で投資ができる期間は、2014年から2023年(10年間)となっています。

上記の条件で 非課税になるのがNISAという制度なんです。期間や非課税投資額についてなどは、変わる可能性がありますので 証券会社などできちんと確認してください。


非課税の魅力について 少し具体的に説明してみます。

例えば 毎年100万円の株式5年間購入して総額500万円の投資をして、5年間の非課税期間で250万円稼げたとします。

普通の投資口座であれば、250万円に対して税金がかかるので、50万円程度の税金を支払う事になり200万円の利益になります。

しかし NISA口座であれば非課税なので、50万円程度の税金を支払わなくてすむので まるまる250万円が利益になるって事です。

この場合 非課税だと50万円程度お得って事になるんですね。


こんな事になれば理想的ですが、そんなに投資は簡単ではありません。

NISAは、投資で稼いでも税金を支払わなくていいのでとても魅力的な制度だといえますが、投資で損をした場合は、非課税は全然意味がありません。

初めから損をすると思って投資をする方はいませんが、損をする事を理解してリスクについても考えておく事が大切なのが投資なんです。


投資信託や株式などの投資をすると稼げる場合もありますが損をしてしまう場合もあります。

確定申告をする事で普通の課税口座の場合は、翌年以降最長3年間にわたって譲渡所得から差し引くことができる繰越控除が出来ますが、NISA口座では、損失の繰越控除は出来ません。

そして 普通の課税口座同士ですと出来る 利益と損失を合算する「損益通算」もNISA口座では出来ません。

NISA口座は、稼ぐ事ができるとお得ですが、稼げないと全然お得では無いという事なんです。

NISA口座だから稼げるというわけでは無いので きちんと損をした時の事も理解しておく事が大切なんですね。


そして 投資できる金融商品は、証券会社や銀行などによって種類も違いますし、手数料なども違います。

1人1口座で 一度 口座を開設すると4年間はNISA口座を開設した金融機関を変更できませんので、きちんと調べてから口座開設する事が大切です。

折角 NISA口座を開設しても自分が投資したい金融商品を取り扱っていなかったり、非課税で稼げても手数料が高くてあまり稼げないから 他の口座に変更したいと思っても出来ないからです。


非課税の期間を最大限いかす為に 売買タイミングを失敗する事もあります。

株式投資の場合は、非課税枠にとらわれ過ぎてはいけません。

NISA口座の場合は、稼げた時には、非課税になりお得ですが、稼げないと意味がありません。

だから 非課税枠や非課税期間にとらわれて 売買タイミングを逃してしまっては元も子も無いという事になります。


短期売買で稼ぐ目的で 株式投資をすると すぐに非課税枠を使ってしまう事になりますし、NISAの非課税枠の100万円では、株式投資で分散投資する事は難しいので あまり株式投資には、NISA口座は、向いていないような感じがします。

NISAの非課税枠を活かせる投資としては、やはり中長期投資に向いている投資信託がオススメです。

そして 投資信託ですと少額資金でも分散投資が出来ます。


基本 投資をする場合、売買するタイミングが大切になりますが、売買のタイミングはとても難しいんです。

しかし 投資信託の場合は、売買タイミングを計るような感じではなく 運用成績などをみて自分の投資スタイルにあった投資信託を毎月購入するという感じで時間の分散によるリスクヘッジした購入方法が適しています。

NISA口座で投資信託する場合は、年間100万円の非課税枠を使うとすれば、毎月8万円程度の投資信託を購入するような感じで投資信託をしてみてはいかがでしょう?


NISA口座は、投資信託に向いてますし、少額資金ですが非課税になりますので 投資信託をするのであれば 是非利用するべきです。

NISA口座は、1人1口座なので きちんと証券会社などの取扱金融商品や手数料などを把握して、自分にあった口座を開設しましょう。